隠居岳（かくいだけ）は、長崎県佐世保市にある山。標高669.8m。別称西ノ岳（にしのたけ、にしんたけ）。
概要
北松浦半島中央部の国見山を主峰とする国見山系の南端部にあり、玄武岩の溶岩台地が長い年月の間に浸食されて現在の山容となった。山の名は平家の落人が山中に隠れ住んだとの伝説による。国見山から九州自然歩道が当山を通っており、中腹の自然歩道沿いに隠居岳ウォーカーズパークが佐世保市により整備されている。
脚注
参考文献
- 長崎県立農事試験場「イ、 地質及土性」『長崎県施肥標準調査成績』第5号、長崎県立農事試験場、1931年、13-15頁、CRID 1130000797428949248、doi:10.11501/1051309、NCID AN10519071、OCLC 674268256、国立国会図書館書誌ID:000000778192、2023年12月17日閲覧。
- 長崎県「３主な山岳」『長崎県統計年鑑』53版 (平成18年)、長崎県統計協会、2009年、3頁、CRID 1130287740697679616、NCID BC06583362、OCLC 852230047、NDLJP:11255686、2023年12月17日閲覧。
- 環境省「14 高原を満喫する ( 佐世保市有福町〜佐世保市里美町 )」『長距離自然歩道を歩こう！』九州自然歩道（やまびこさん）版、環境省自然環境局国立公園課国立公園利用推進室、2009年、64頁、2023年12月17日閲覧。
- 佐世保市「ここが早岐の“よかところ”」『地域福祉“お茶の間トーク”』第1回のテーマ：地域のことを見つめなおそう！、保健福祉部保健福祉政策課、2014年、6頁、2023年12月17日閲覧。
関連項目
- 小森川 (長崎県) - 隠居岳を水源とする。
- 相浦川 - 隠居岳を水源の一つとする。
