ジミー・ヘラルド・コルデロ(Jimmy Gerard Cordero, 1991年10月19日- )は、ドミニカ共和国サン・クリストバル州サン・クリストバル出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。
経歴
プロ入りとブルージェイズ傘下時代
2012年のアマチュア・フリーエージェントでトロント・ブルージェイズと契約してプロ入り。 2015年まで傘下のマイナーチームでプレーした。
フィリーズ傘下時代
2015年7月31日にベン・リビアとのトレードで、フィラデルフィア・フィリーズへ移籍した。移籍後はマイナーの3チームでプレーし、オフに40人枠に登録された。
ナショナルズ時代
2016年12月にマリオ・サンチェスとのトレードで、ワシントン・ナショナルズへ移籍した。
2017年は傘下のAA級ハリスバーグ・セネターズで開幕を迎え、その後40人枠に登録されたが、ナショナルズは新加入のブランドン・キンツラーを登録するために7月31日にコルデロを40人枠から外した。その後もメジャーに昇格することなくシーズンを終えた。
2018年はメジャーのスプリングトレーニングに招待された。シーズンでは7月31日にDFAとなったショーン・ケリーの代わりに8月1日にメジャーに昇格し、翌2日のシンシナティ・レッズ戦でメジャーデビューした。この年はメジャーで22試合に登板して1勝2敗、防御率5.68だった。
2019年5月9日にDFAとなった。
ブルージェイズ時代
2019年5月15日にウェイバー公示を経てブルージェイズへ移籍し、傘下のAAA級バッファロー・バイソンズに送られた。その後21日にメジャーに昇格し、1試合に登板したが、2日後にDFAとなった。
マリナーズ傘下時代
2019年5月27日、ウェイバー公示を経てシアトル・マリナーズへ移籍し、傘下のAA級アーカンソー・トラベラーズに送られた。
ホワイトソックス時代
2019年6月7日にウェイバー公示を経てシカゴ・ホワイトソックスへ移籍した。ホワイトソックスでは30試合に登板して防御率2.75と安定した成績を残した。
2020年は30試合に登板して1勝2敗、防御率6.08、22奪三振を記録した。
2021年は3月にトミー・ジョン手術を受けたため、シーズンを全休した。オフの11月4日にマイナー契約で傘下のAAA級シャーロット・ナイツへ配属され、翌5日にFAとなった。
ヤンキース時代
2021年12月15日にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結んだ。
2022年シーズンは傘下AAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースで32試合に登板し、防御率2.09という成績であった。オフの11月10日に40人ロースター入りした。
2023年7月5日にドメスティックバイオレンス(DV)で出場停止処分を受け、制限リスト入りした。規定によりシーズン終了までの76試合の出場停止となる。
ロッテ時代
2023年12月6日、千葉ロッテマリーンズへの入団が発表された。背番号は69。
投球スタイル
最速104mph(約167km/h)のフォーシームを投げ,150km/h後半のシンカーとスライダーが中心で、時折チェンジアップとカーブも投げる。
詳細情報
年度別投手成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2024年度シーズン終了時
記録
NPB
- 初記録
- 初登板・初ホールド:2024年7月4日、対北海道日本ハムファイターズ15回戦(エスコンフィールドHOKKAIDO)、8回裏に2番手で救援登板、1回無失点
背番号
- 52(2018年 - 2019年途中)
- 60(2019年途中 - 同年終了)
- 50(2020年)
- 70(2023年)
- 69(2024年)
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 C
- ドミニカ共和国出身のメジャーリーグベースボール選手一覧
- ドメスティックバイオレンスで出場停止となったメジャーリーグベースボール選手一覧
- 千葉ロッテマリーンズの選手一覧
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Jimmy Cordero stats MiLB.com (英語)
- 69 ジミー・コルデロ 選手名鑑 - 千葉ロッテマリーンズオフィシャルサイト
- ジミー・コルデロ (@j.cordero52) - Instagram


