第4回日本フットボール優勝大会(だい4かいにほんフットボールゆうしょうたいかい)は、大阪毎日新聞主催により1921年2月に豊中グラウンドで開催された日本フットボール優勝大会である。
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過去3大会とは異なり、初めて2月開催となった。2月12日に行われた準々決勝・関学高等と神戸一中の試合は後半途中に日没となり、ボールの判別も付かないほど暗くなっていたが、関学高等が2-1とリードするゴールを挙げると神戸一中の選手が戦意を喪失。スコアを2-1のまま翌日の試合再開案(サスペンデッドゲーム)が提示されるも神戸一中が拒否したため、審判は棄権と見なし、関学高等の勝利を宣告した。2月13日に行われた決勝は前回大会と同様、御影師範と姫路師範というカードとなり、御影師範が3-0と快勝し、大会4連覇を果たした。
参加チーム
- 京都師範(京都・4年連続4回目)
- 八幡商業(滋賀・初出場)
- 明星商業(大阪・4年連続4回目)
- 堺中(大阪・4年連続4回目)
- 池田師範(大阪・2年連続2回目)
- 市岡中(大阪・初出場)
- 岸和田中(大阪・2年ぶり2回目)
- 御影師範(兵庫・4年連続4回目)
- 神戸一中(兵庫・4年連続4回目)
- 関学高等(兵庫・4年連続4回目)
- 姫路師範(兵庫・4年連続4回目)
- 関西学院中(兵庫・初出場)
- 奈良師範(奈良・4年連続4回目)
- 和歌山中(和歌山・2年連続2回目)
試合結果
1回戦
- 奈良 3-0 池田
- 御影 5-0 堺
- 神一 1-0 市岡
- 明星 3-0 京都
- 関学中 0-0 ( GK )八幡商
- 関学高 (棄権) 和歌山中
準々決勝
- 姫路 5-1 岸和田
- 明星 1-0 奈良
- 御影 3-0 関学中
- 関学高 3-0 神一
準決勝
- 姫路 1-0 関学高
- 御影 0-0 ( 2 CK 1 ) 明星商
決勝
- 御影 3-0 姫路
ラグビー
参加チーム
- 京都一商(京都府)4年連続4回目
- 同志社中(京都府)3年連続3回目
- 慶應普通部(東京都)初出場
試合結果
1回戦
- 同志社中 3 - 0 慶應普通部
決勝
- 同志社中(2年連続2回目) 6 - 0 京都一商
参考文献
日本ラグビー2005平成16年~平成17年公式戦主要記録 ISBN 4-583-03863-1
脚注
関連項目
- 日本のサッカー
外部リンク
- 大会公式サイト(毎日放送)大会の歴代優勝校が記載されている。




