AFC U20女子アジアカップ2024(英: AFC U20 Women's Asian Cup 2024)は、2024年3月3日から3月16日にかけてウズベキスタンで開催された第11回目のAFC U20女子アジアカップである。
北朝鮮が7大会ぶり2回目の優勝を果たした。
概要
本大会はこれまで「AFC U-19女子選手権」という名称で開催されていたが、アジアサッカー連盟(AFC)により、すべてのカテゴリーで「Asian Cup」(アジアカップ)の名称を用いることと、国際サッカー連盟(FIFA)主催のFIFA U-20女子ワールドカップと同年の代表国選出予選大会の開催とすることなどから、大会名称が変更されることとなり、今大会はその魁となるものである。
但し、2020年からの新型コロナウイルスの世界的流行の影響により、世界各国においてあらゆるサッカー活動が困難となった時期があったことなどにより、2022年に予定されていた本大会を2年延期し、2024年に改めて開催することとなった。
本大会は8つの国と地域が参加。この大会は2024 FIFA U-20女子ワールドカップコロンビア(2024年8月31日から9月22日)の予選を兼ねており、上位4チームに出場権が与えられる。
予選
31の国と地域が参加し、1次予選(2023年3月6日から3月12日まで)と2次予選(2023年6月3日から6月10日)が行われた。なお、前回大会上位3チームと開催国は予選免除となり、本大会から出場する。
出場国
予選の結果、以下の国と地域が参加する。
会場
タシュケントの以下の2会場で行われる。
抽選
出場国(8チーム)を2つのグループに分け、前回の2019年大会の成績及び今大会の予選の結果に基づいてポット分けが決定。開催国のウズベキスタンと前回大会優勝の日本が第1シードとなった。
出場資格
2004年1月1日から2008年12月31日までに生まれた選手が出場する資格がある。各チームは最低18名、最低3名のゴールキーパーを含む最大23名の選手からなるチームを登録しなければならない。
グループステージ
8チームが4チームずつ2組に分かれて総当たり戦を行う。各グループ上位2チームがノックアウトステージ(決勝トーナメント)に進出するとともに2024 FIFA U-20女子ワールドカップの出場権を獲得する。日時は全て現地時間 (UTC 5)。
順位決定方法
総当たり戦において勝利したチームは勝ち点3、引き分けは1、敗戦は0点加算される。勝ち点が並んだチームについては、以下の優先順位により順位を付ける。
- 当該チーム間の対戦における勝ち点
- 当該チーム間の対戦における得失点差
- 当該チーム間の対戦における得点数
- グループステージ全試合における得失点差
- グループステージ全試合における総得点
- 当該チームが同会場にいる場合はPK戦 (2チームが同勝点の場合のみ)
- カード(警告または退場)の数をポイント化し少ない順 (1点:イエローカード1枚、3点:イエロー2枚による退場、一発レッドカードによる退場、4点:イエロー後、2枚目のカードがイエローではなくレッドによる退場)
- 抽選
グループA
グループB
ノックアウトステージ
ノックアウトステージでは、45分ハーフの試合で決着が付かない場合は15分ハーフの延長戦が行われる。この延長戦でも決着がつかない場合は引き分けとなり、PK戦で勝ち進むチームを決める。日時は全て現地時間 (UTC 5)。
準決勝
3位決定戦
決勝
優勝国
表彰
FIFA U-20女子ワールドカップ出場チーム
AFCからは以下の4チームが2024 FIFA U-20女子ワールドカップの出場資格を得る。
脚注
出典
関連項目
- AFC U17女子アジアカップ2024
外部リンク
- 大会公式サイト(英語)




