溝沼(みぞぬま)は、埼玉県朝霞市の町名及び大字。現行行政地名は溝沼一丁目から溝沼七丁目及び大字溝沼。郵便番号は351-0023。
地理
埼玉県朝霞市中央部に位置する。黒目川の流れる低地と武蔵野台地がある。住居表示未実施の大字溝沼も残っており、例えばTMGあさか医療センターの住所は大字溝沼1340-1でこちらは丁目の付く溝沼から近いが、朝霞市南端に近い労働大学校の付近の住所も大字溝沼1983-2で飛び地状態となっており、かつての大字溝沼の広さを物語っている。
地価
住宅地の地価は2017年(平成29年)1月1日の公示地価によれば溝沼4-1-43の地点で18万7000円/m2となっている。
歴史
かつては溝沼村であった。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、膝折村・溝沼村・岡村・根岸村と合併し新座郡膝折村が成立、旧溝沼村は新座郡膝折村の大字溝沼となる。
- 1896年(明治29年)3月29日 - 郡制が施行され、翌月1日に新座郡が北足立郡に編入され、北足立郡膝折村となる。
- 1932年(昭和7年)5月1日 - 町制施行及び改称により、朝霞町の大字となる。
- 1967年(昭和42年)3月15日 - 市制施行により朝霞市の大字となる。
- 1970年(昭和45年)5月1日 -大字溝沼の一部が本町一丁目〜三丁目、幸町一丁目〜三丁目、栄町一丁目〜四丁目の各一部となる。
- 1977年(昭和52年)5月5日 - 第2次住居表示の実施に伴い、大字溝沼・大字岡の一部から溝沼一丁目〜七丁目が成立。また、境界変更の実施により、大字溝沼の一部が本町一丁目に編入される。
- 1981年(昭和56年)8月1日 - 大字溝沼の一部が泉水一丁目〜三丁目、三原一丁目〜五丁目の各一部となる。
- 2004年(平成16年)11月7日 - 大字溝沼の一部が青葉台一丁目、栄町五丁目の一部となる。また大字溝沼の一部が本町一丁目、二丁目に編入される。
世帯数と人口
2017年(平成29年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
交通
鉄道
東武東上線が北東部の境界を走るが、駅は設置されていない。最寄り駅は朝霞駅(東上線)、又は北朝霞駅(JR武蔵野線)・朝霞台駅(東上線)である。
道路
- 二本松通り
- 城山通り
- 埼玉県道79号朝霞蕨線(ひざおり通り)
河川
- 黒目川
施設
- 南朝霞公民館
- 朝霞市南朝霞公民館図書室
- 埼玉県南西部消防本部
- 朝霞市立朝霞第十小学校
- 朝霞市立朝霞第三中学校
- TMGあさか医療センター
- 朝霞市立みぞぬま児童館
- 滝の根保育園
- 朝霞溝沼郵便局
- 独立行政法人労働政策研究・研修機構 労働大学校
- 滝の根公園
- 溝沼氷川神社
- 泉蔵寺 - 真言宗智山派の仏教寺院。
- 光善寺 - 真言宗智山派の仏教寺院。
脚注
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県(増補版)』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。
関連項目
- 埼玉県第4区




