フアン・ダニエル・サンタナ(Juan Daniel Santana、1994年8月16日 - )は、ドミニカ共和国出身のプロ野球選手(内野手)。右投右打。現在は、フロンティアリーグのサセックスカウンティ・マイナーズ所属。愛称はネネ(スペイン語で赤ん坊を意味する)。
経歴
プロ入りとアストロズ傘下時代
2010年12月13日、アマチュアFAでヒューストン・アストロズとマイナー契約を結んだ。
2011年は、傘下ルーキー級DSLアストロズで68試合に出場し、打率.274、3本塁打、28打点の成績を残した。
2012年は、傘下ルーキー級GCLアストロズで56試合に出場し、打率.268、0本塁打、24打点の成績を残した。
2013年は、傘下ルーキー級グリーンビル・アストロズで60試合に出場し、打率.234、4本塁打、30打点の成績を残した。
2014年は、傘下ショートシーズンA級トリシティ・バレーキャッツと傘下ルーキー級グリーンビルの2球団で合計47試合に出場し、打率.302、2本塁打、26打点の成績を残したが、オフの10月31日に自由契約となった。
広島時代
2015年からカープアカデミーに所属し、2018年9月に広島東洋カープの練習生として来日。
2019年には春季キャンプに参加し、同年3月14日に育成選手契約したことが発表された。背番号は146。7月29日には契約金1,100万円、年俸880万円の6年契約で支配下選手契約が締結された。背番号は99。8月20日の東京ヤクルトスワローズ戦で一軍デビューし、13試合に出場したが、11月5日に契約年数を残しながら翌年の契約を結ばないと発表された。
広島退団後
2020年3月17日に、ベースボール・チャレンジ・リーグ(ルートインBCリーグ)の埼玉武蔵ヒートベアーズに入団することが発表されたが、公式戦開幕前の4月3日に退団が発表された。
2021年6月22日に、メキシカンリーグのモンクローバ・スティーラーズに入団したが、3試合に出場して10打数1安打という成績に終わり、25日に解雇された。
2022年1月に北米独立リーグ・フロンティアリーグのトリシティ・バレーキャッツと契約。7月2日に交換トレードで同リーグのトロワリヴィエール・エーグルスに移籍。この年は2球団合計で81試合に出場し、打率.298、13本、53打点の成績を残した。オフの12月12日に退団した。
2023年からは、フロンティアリーグのサセックスカウンティ・マイナーズでプレーしている。
プレースタイル
サードを中心にショート、セカンド、ファーストを守ることが出来る内野のユーティリティープレイヤー。
打撃は少し背中を屈めたフォームで広角にライナー性の打球を飛ばす。
詳細情報
年度別打撃成績
- 2019年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2019年度シーズン終了時
記録
- 初出場・初先発出場:2019年8月20日、対東京ヤクルトスワローズ18回戦(MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島)、7番・一塁手で先発出場
- 初打席:同上、2回裏に高橋奎二から遊ゴロ併殺打
- 初安打・初打点:同上、4回裏に高橋奎二から中前適時安打
背番号
- 146(2019年 - 同年7月28日)
- 99(2019年7月29日 - 同年終了)
- 50(2020年)
脚注
関連項目
- 中南米出身の日本プロ野球外国人選手一覧#ドミニカ共和国
- 広島東洋カープの選手一覧
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Juan Santana Stats MiLB.com (英語)
- 個人年度別成績 J.サンタナ - NPB.jp 日本野球機構




