医療センター駅(いりょうセンターえき)は、兵庫県神戸市中央区港島南町一丁目(ポーアイ2期地区)に位置する神戸新交通ポートアイランド線(ポートライナー)の駅である。駅番号はP07

神戸市立医療センター中央市民病院の最寄り駅であることから「市民病院前」の副駅名が設定されている。

歴史

  • 2006年(平成18年)2月2日:ポートアイランド線の延伸事業に伴い、先端医療センター前駅(せんたんいりょうセンターまええき)として開業する(建設時の仮称は「ポートアイランド2期北駅」であった)。
  • 2011年(平成23年)7月1日:駅名を医療センター駅に改称する。同時に「市民病院前」の副駅名が付けられる。

駅構造

島式ホーム1面2線を持つ高架駅である。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。一部時間帯で駅員が配置されている。

駅舎は、2階がコンコース、3階がプラットホーム。駅西側に先端医療センターがあり、駅構内から病院内への視線を遮断するため、西側は格子状の構造になっている。改札内にはエレベーター、エスカレーター、多目的トイレ、AED、コインロッカーなどがある。改札前では、エキナカ事業として期間限定でワゴン販売が行われている。周辺の先端医療センター等の施設とはペデストリアンデッキによって結ばれており、駅北側にはムービングウォークが設置されている。

当駅の駅スタンプは、三宮駅のインフォメーション(定期券売り場)に保管されている。なお、駅名改称とともにスタンプも新しくなった。

のりば

ダイヤ

日中時間帯は1時間あたり平日は9本、土休日は6本発車する。朝ラッシュ時は約2 - 5分間隔で発車する。

利用状況

2019年度の1日あたりの平均乗車人員は7,503人で、神戸新交通の駅では第5位、ポートアイランド線では第3位。

開業以降の年度別1日平均乗車人員の推移は下記の通りである。

駅周辺

当駅周辺は隣の計算化学センター駅周辺とともに神戸医療産業都市に指定されており、数多くの医療関連施設が進出している。

  • 神戸インキュベーションオフィス (KIO)
  • 港湾職業能力開発短期大学校神戸校
  • ムービングウォーク
    当駅と中央市民病院間までの4基が稼働している。
    当初は、当地と市民広場駅までの約800mに10本設置されていた。1997年(平成9年)に24億円をかけて設置され、その総延長は世界最長であった。当駅開業にともない利用者が減ったことにより2008年(平成20年)より土日・祝日のみの運行となり、2010年(平成22年)4月に停止。2011年(平成23年)7月には現在稼働している4基以外は撤去され、歩道が整備されている。
  • 中央緑地
  • エスペランサ神戸フットサルパーク
  • 神戸大学 統合研究拠点
  • 兵庫県立大学 情報科学キャンパス
  • 甲南大学 フロンティアサイエンス学部

バス路線

医療センター駅前バス停(駅南側)
  • 神姫バス
    • MOL行き
    • 三宮(そごう前)行き
    • 中央市民病院方面行き
    • 神戸駅南口行き
中央市民病院バス停(駅北側)
  • 神姫バス
    • 三宮(そごう前)行き
    • イケア神戸経由/KIO行き/MOL行き
    • ふれあいセンター経由/ハーバーランド経由/神戸駅南口行き
港島南町3丁目バス停(駅西側)
  • 神姫バス
    • 神戸駅南口行き
    • 中央市民病院方面行き

隣の駅

神戸新交通
■ポートアイランド線(ポートライナー)
市民広場駅 (P06) - 医療センター駅 (P07) - 計算科学センター駅 (P08)

脚注

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧

外部リンク

  • 医療センター(市民病院前)[P07](路線図・駅情報) - 神戸新交通
  • 先端医療センター
  • 先端医療研究センター
  • 神戸アイセンター病院
  • 神戸市立医療センター中央市民病院
  • 先端医療センター前駅の詳細 - 神戸新交通
  • ポートライナー延伸線の開業 - 神戸新交通
  • 神戸新交通 医療センター駅 (PDF) - 日建設計

院内案内図 国立病院機構 神戸医療センター

交通アクセス|公益財団法人神戸医療産業都市推進機構

医療センター駅

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