昭島駅(あきしまえき)は、東京都昭島市昭和町二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)青梅線の駅である。駅番号はJC 54。八王子支社管轄。

元は昭和飛行機工業の従業員のために設置された駅で、同社が駅舎用地を提供し建設費を一部負担した。モリタウンなどの駅北東一帯や「昭和の森」は同社の関連会社が所有し不動産賃貸を行っている。

歴史

  • 1938年(昭和13年)
    • 1月25日:青梅電気鉄道の昭和前仮停留場として開業。旅客・貨物取り扱いを開始。
    • 12月25日:駅に昇格。昭和前駅開業。
  • 1944年(昭和19年)4月1日:青梅電気鉄道が戦時買収私鉄指定により国有化。運輸通信省青梅線の駅となる。
  • 1954年(昭和29年)5月1日 - 北多摩郡昭和町と拝島村が合併し市制施行、昭島市が発足。
  • 1959年(昭和34年)10月1日:昭島駅に改称。
  • 1971年(昭和46年)
    • 1月1日:貨物取り扱いを廃止。
    • 2月1日:荷物扱い廃止。
    • 3月:駅舎を改築。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
  • 1993年(平成5年)10月8日:自動改札機を設置し、供用開始。
  • 2001年(平成13年)11月18日:交通系ICカード「Suica」の利用が可能となる。
  • 2016年(平成28年)3月8日:みどりの窓口の営業を終了。
  • 2022年(令和4年)3月22日:ブース型シェアオフィス「STATION BOOTH」が開設。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を有している。かつての貨物営業の名残りとして側線の一部が残されているが、大半は店舗や駐輪場、緑地に変わっている。ホームの有効長は、2階建てグリーン車2両連結した12両編成運転対応のため、12両編成分ある。

バリアフリー対応施設として、出入口と改札外コンコース、改札内コンコースとホームの間にエスカレーターとエレベーターが設置されている他、多機能トイレも設置されている。

JR東日本ステーションサービスが業務を行なっている業務委託駅である。駅舎内には指定席券売機・自動改札機が設置されている。

のりば

(出典:JR東日本:駅構内図)

利用状況

2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は22,635人である。

1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は下表の通り。

駅周辺

北口

南口

バス路線

昭島駅北口

1番乗り場
  • 昭22:IHI(エステート立川・春名塚経由)
  • 昭22-2:IHI(立川七中経由)
  • 昭26:春名塚(エステート立川経由)
  • 羽田空港行き空港連絡バス
2番乗り場
  • 昭23:イオンモールむさし村山
  • 昭23-2:イオンモールむさし村山(西武立川駅南口経由)
  • 昭24:箱根ヶ崎駅東口
  • くるりんバス

昭島駅南口

1番乗り場
  • 昭30:田中町団地(昭島市役所経由)
  • 昭31:田中町団地循環(昭島市役所経由)
  • 昭32:拝島駅(昭島市役所・田中町団地経由)
  • Aバス東ルート:昭島駅南口(松原高齢者センター経由)
  • Aバス西ルート:昭島駅南口(拝島駅経由)
  • Aバス西ルート:昭島駅南口(拝島駅・昭島市役所経由)
2番乗り場
  • 昭15:西砂川循環(西武立川駅南口経由)
  • 昭17:西砂川(西武立川駅南口経由)
  • 昭18:西武立川駅南口
  • 中02:中神駅北口(西武立川駅南口経由)
  • 立81:立川駅北口
  • Aバス東ルート:昭島団地・東中神駅方面
  • Aバス西ルート:昭島駅南口(保健福祉センター経由)
  • Aバス北ルート:中神駅北口

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
青梅線
■特別快速「ホリデー快速おくたま」(土休日のみ)
通過
■通勤特快(平日上りのみ)・■青梅特快・■通勤快速(平日下りのみ)・■快速・■各駅停車(以上はいずれも青梅線内は各駅に停車)
中神駅 (JC 53) - 昭島駅 (JC 54) - 拝島駅 (JC 55)

脚注

記事本文

出典

広報資料・プレスリリースなど一次資料

利用状況

JR東日本の2000年度以降の乗車人員
東京都統計年鑑

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧
  • 昭和駅 (曖昧さ回避)

外部リンク

  • 駅の情報(昭島駅):JR東日本

昭島駅周辺

昭島駅からアキシマエンシスへのルートマップ MDATA

多摩エリアってどこ?-昭島市 株式会社けやき出版

公益社団法人 昭島市シルバー人材センター

観光案内所東京都昭島市