宍戸 功男(ししど いさお、1885年(明治18年)7月21日 - 1951年(昭和26年)5月3日)は、日本の陸軍軍人・政治家。華族。最終階級は陸軍騎兵大佐。貴族院子爵議員。旧姓・毛利。
経歴
東京府で子爵・毛利元功の五男として生まれ、子爵・宍戸璣の養子となる。養父の死去に伴い1901年(明治34年)12月28日、子爵を襲爵した。
陸軍士官学校(19期)に入り、1907年(明治40年)5月31日に卒業し、同年12月26日、騎兵少尉に任官。以後、近衛騎兵連隊中隊長、騎兵第18連隊長、陸軍士官学校馬術教官、陸軍大学校馬術教官などを歴任。1934年(昭和9年)騎兵大佐に昇進し予備役に編入された。
1941年(昭和16年)4月12日、貴族院子爵議員補欠選挙で当選し、研究会に所属して活動し、1946年(昭和21年)3月12日に辞職した。その他、拓務大臣秘書官、逓信大臣秘書官、東洋拓殖嘱託、内閣委員、大東亜省委員などを務めた。
親族
- 妻 宍戸幾子(いくこ、養父四女)
- 養子 宍戸広慶(実兄毛利元秀二男)
脚注
注釈
出典
参考文献
- 陸軍省編『陸軍現役将校同相当官実役停年名簿 索引付 昭和8年9月1日調』偕行社、1933年。
- 人事興信所編『人事興信録』第14版 上、1943年。
- 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
- 山崎正男編『陸軍士官学校』秋元書房、1969年。
- 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成』上巻、霞会館、1996年。




