みどり台駅(みどりだいえき)は、千葉県千葉市稲毛区緑町にある、京成電鉄千葉線の駅である。駅番号はKS56。
歴史
- 1923年(大正12年)2月22日 - 浜海岸駅として開業。
- 1942年(昭和17年)4月1日 - 東京帝国大学第二工学部が開設されたため、帝大工学部前駅に改称。
- 1948年(昭和23年)4月1日 - 工学部前駅に改称。
- 1951年(昭和26年)5月1日 - 黒砂駅に改称。
- 1971年(昭和46年)10月1日 - みどり台駅に改称。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。各ホーム間は構内踏切により連絡している。
のりば
京成千葉線は、京成本線(京成船橋・京成上野方面)、新京成線(松戸方面)および京成千原線(ちはら台方面)との直通運転も実施している。駅ホームの案内標には、京成千葉線との直通運転の設定がない「成田空港」も行先として表記されている。成田空港方面(京成本線)には京成津田沼駅にて乗換が必要となる。
利用状況
2023年度の一日平均乗降人員は7,682人で、京成線内69駅中第42位であった。
近年の一日平均乗車人員推移は下表の通り。
駅周辺
東日本旅客鉄道(JR東日本)西千葉駅まで約600メートル(徒歩約6分程度)である。当駅を中心とする約半径1キロメートル(km)範囲内には西千葉駅のほか、隣駅の西登戸駅があり、状況によっては徒歩での移動の方が早く到達する場合もある。
駅北側のJR総武本線を越えた先には千葉大学(西千葉キャンパス)をはじめ多くの学校が林立する文教地区が広がる。駅前には千葉大学正門に続く「学園通り」があり、学生を対象とした学生向けのアパートが林立する。また安価な値段で食事を提供する食堂など、典型的な学生街を形成している。また、駅北側の「マロニエ通り」(西千葉マロニエ商店会)として知られる区域は商店街となっている。駅南東側には駅前ロータリー交差点(ラウンドアバウト)があり、中央には前澤友作が千葉市に寄付したロバート・インディアナの彫刻「LOVE」が置かれている。駅周辺の高台は別荘地として開発された経緯から高級住宅街となっている。駅南側(海側)には松林が点在し、海へと続く小道が現存するなど、埋立前の海岸線の面影を偲ぶことができる。また、国道14号(千葉街道)、国道357号(東京湾岸道路)が通り、千葉街道を越えた先からは美浜区に入り、大規模な住宅団地や埋立地が広がる。
北側
南側
隣の駅
- 京成電鉄
- 千葉線
- 京成稲毛駅 (KS55) - みどり台駅 (KS56) - 西登戸駅 (KS57)
脚注
出典
利用状況
- 京成電鉄の1日平均利用客数
- 千葉県統計年鑑
- 千葉市統計書
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- みどり台駅|電車と駅の情報|京成電鉄



